わすれられないおくりもの

評論社
野原のみんな、ひとりひとりにアナグマが残していったすてきなおくりものとは……!? アナグマが死んだ。でも、みんなの心の中で、大すきだったアナグマは生きている。 アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない……。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。 お母さま方へ  まわりのだれからも、したわれていたアナグマは、年をとって死んでしまいました。かけがえのない友を失ったみんなは、どう、悲しみをのりこえていくのでしょうか……。スーザン・バーレイの手になるこの感動的な絵本は、友人どうしのあり方や、たがいに、心や技を伝えあっていくことの大切さ、ひいては、人間の生き方をも、静かに語りかけています。この美しいお話と、それにぴったりの絵をつけたスーザン・バーレイは、「わすれられないおくりもの」で、初めて、子どものための作品を書きました。  すぐれた作品は、読む人それぞれの思いや経験によって、さまざまな新しい発見があることと思います。どうか、この絵本との出会いが、お子さま方にとって、貴重なものとなりますよう、お母さまもご一緒にお楽しみ下さい。 (表紙カバーより)

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