キリスト教とは何か6 死を越えるもの

女子パウロ会
粕谷甲一 著 216ページ /新書判 並製(ソフトカバー) 粕谷甲一講話集第六巻。 いのちの始めも終わりも神秘である。 今を生き生きと生きることこそ死を越えていくいのちとなる。 しかしそれをも奪われたとき、何が残るのか──。 いのちとは、生きる意味とは、について考える。 初版発行:2016年10月1日 もくじ 第一章 死を越えるもの──ヘドロと真珠 はじめに  1.幸せ  2.不幸  3.愛する人との別離  4.再会の確かさ 第二章 冬よ、冬よ──待降節の輝き はじめに  1.今の若い人の気持ち  2.人間の原型とその筋道  3.“イズム”では現代人の心に響かない  4.「イエスさまでないといけないの?」  5.アプローチがうまく作動していない 第三章 小さな火種の歴史──多宗教と多教派の一起点  1.神のドア・ノック  2.諸宗教の中のキリスト教  3.キリスト教の教派  4.不協和音を包容する“寛大さ”  5.ルター派とカルヴァン派の主張  6.三人のキリスト教文学者たち 第四章 音とことばのきらめき──水と人と神さまと はじめに  1.“自己実現”への出発  2.人生の逆転劇  3.“しばり”をどう乗り越えるか  4.仕えながら待つ 第五章 復活の輝き──一アルコール依存症司祭の証言  1.福音の核心  2.何気なく飲んだ一杯の酒  3.ジョン神父との出会い  4.カトリックの信仰を棚上げにして  5.本物に近づく一段階  6.自分の全現実を受け入れ、委ねる心  7.回心は生活の決意が伴う  8.苦しみを通じて示された神の愛の記録 第六章 めざまされて、めざす旅路に──野麦峠越え前後  1.愛とは決して切り捨てないこと  2.娘たちの山越え  3.悲惨を悲惨と感じなくなったとき  4.地上には涙が残る  5.希望と絶望の峠を越えて  6.めざす旅路 第七章 少年問題と老人問題──帰天した娘への感謝  1.“ビ・モンタント”運動  2.少年にハンマーを振るわれ、命を失った娘  3.攻撃衝動を抑制できない子どもたち  4.失われた!“三つ子の魂”の教訓  5.あそこまで、止められなかったA少年の暴発  6.いのちの始めも終わりも神のたまもの  7.主のみ手に届く日まで 著者紹介 粕谷甲一(かすや こういち) 東京教区司祭。 1923年インド、コルカタ市に生まれる。 1944年受洗。 1950年東京カトリック神学院入学。 1951年インスブルックに留学。 1957年スイスにて叙階。 1959年帰国。アリの町教会で司牧。 1961年真生会館館長。カトリック学生連盟指導司祭。 1967〜1982年青年海外協力隊勤務。 1995年〜NPO法人「芝の会」理事長。 2011年2月帰天。 粕谷甲一 キリスト教とは何かシリーズ【全10巻】好評発売中 粕谷甲一神父『キリスト教とは何か』シリーズ: <1.復活の秘義をめぐって> <2.救われるのは誰か> <3.どこでトランペットは鳴ったか> <4.神よ あなたも苦しまれるか> <5.ゆれ動く日本人の心> <6.死を越えるもの> <7.殉教ところびを越えて> <8.新しい霊性を求めて> <9.混迷の闇を越えて> <10.どん底こそ希望の起点>

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