日本宣教の光と影 21世紀ブックレット25

宮島利光、岩崎孝志、山口陽一、辻浦信生/信州夏期宣教講座/編 これからの日本の教会のありようを問う力作 「神の栄光を現すために」という美名のもとに、宣教の輝かしい部分のみに目が注がれてきたのではないか。伝道の進め方自体に問題はなかったのか。北海道のアイヌ伝道の歩みをたどり、その問題点を明らかにする。さらに、日本を代表する伝道者の内村鑑三と山室軍平の説教の特徴を分析。 ブックレットは難しいからちょっと、という皆さん、、、クリスチャン、日本の宣教を一歩引いた視点で見せてくれるこの本。ムツカシソウというのをひとまず置いて読んでいただきたい1冊です。 今回のブックレットは日本における伝道を考えさせられる内容です。中でも日本宣教において見過ごされてきたアイヌ民族への宣教の歴史や、内村鑑三、救世軍の山室軍平らへの評価について再考する試みはなかなか考えさせられます。 概して歴史上評価の高い人物や出来事はその功績だけが過剰にクローズアップされがちです。本書は今まで顧みられなかった日本宣教の影の部分を照らし出し、改めて、日本宣教を客観的に評価しようと試みています。 ちなみにアイヌ民族としての心の葛藤については、「いのちのことば」誌に連載中の「弱く、遠く、小さき群れより」にも描かれていますのでご参考までに…(「いのちのことば」2004年4月号) 発行日: 2004年08月30日 ページ数: 判型: A5判 発行: いのちのことば社 ISBN: 978-4-264-02295-4

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