平和への道

松尾光章 混迷の度を深めるこの国の政治と社会。今このとき、多くの人に知恵を与えてきた聖書の言葉、真の平和のメッセージに耳を傾ける。中学・高校の若い人たちに向かって語られたもの、新聞に投稿・掲載されたものを中心にして平易に綴る。 池田香代子氏 (翻訳家・作家。『世界がもし100人の村だったら』『夜と霧』) 「磨きこまれた黒大理石のような聖典(カノン)に、そのときどきの社会や政治が影を落とす。移ろわぬものが移ろうものをとらえるとき、規範(カノン)が命を得て立ち上がる。その40年の記録を前に、襟を正す自分がいる。」 早野透氏 (桜美林大学名誉教授・コラムニスト・朝日新聞元編集委員) 「貧しき者、弱き者、罪ある者にやさしく寄り添うイエス・キリスト…。『理科の先生なのにクリスチャンなんですね』と教え子から親しまれる一教師がつづる温かき信仰告白、そして目は世界へ日本へ、戦争はあらゆる罪の集大成、憲法九条こそ、と心に刻む物語に胸うたれました。」 山田厚史氏 (ジャーナリスト・同志社出身・朝日新聞元編集委員) 「6歳で終戦、父は戦死、家は空襲で焼かれた。聖書の光に導かれ、時代と向き合い、社会を考え抜いたひとりのキリスト者は『剣を取る者は皆、剣で滅びる』と訴える。このメッセージに至る精神の軌跡をまとめた本書は、私たちが人生を考える『道しるべ』になる。」 14:59 発行日: 2019年03月01日 ページ数: 272頁 判型: B6判 発行: いのちのことば社 ISBN: 978-4-264-04037

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